多くの特報、大ニュースはAMPでの閲覧が圧倒的(しかし通常時はそうでもない)

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Chico M
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登録日時: 2017年8月14日(月) 11:44
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2017年8月25日(金) 06:19

多くの特報や大ニュースではAMPページでの閲覧が圧倒的になっていることについてのSearch Engine Landの記事の内容を大まかに訳して紹介します。

モバイル記事のビューは、平常時、AMPの比率は30%-50%の間で上のレンジが多いのではないかと考えられています。(コンテントのミックスやリファーラルによってシェアは異なります。)

ローカル(地方紙)と全国規模のニュースウェッブサイトでの調査分析では、AMPは通常時のベースラインを遥かに大きく上回るスパイクが発生することがあるとしています。短時間で広まるような突発的なニュースストーリーの場合、AMPはデスクトップとモバイルウェッブビューを合わせた内の80%を超えることがあります。特報や大ニュースなどの場合、non-AMPページは既に過去のものであり、AMPが圧倒的なコンスーマ エクスペリエンス(一般消費者のごく当たり前の体験)となっています。

AMP スパイク(瞬時に激増)の理由は?

勃発したニュースや瞬時に広まるようなストーリーは、モバイル検索経由による訪問が圧倒的です。人々がニュース、天気、スポーツイベント、有名人のゴシップなどで今何が起きているのかについて知りたいと思った時、モバイル検索は激増します。特大ニュースは、AMP対応したメディアサイトの記事がcarouselで紹介されます。

検索結果でのCarouselによるAMPページの表示例(添付画像はCNNです。以下の画像のようにメディアごとにCarouselで表示されることもあります。)
Carousel showing AMP pages on CNN.png
Carousel showing AMP pages on CNN.png (57.4 KiB) 閲覧数: 3874 回

AMPのスパイクはどのようなものか?

添付のTwitterの投稿に添付したグラフの左は、平常時の一日のページビューのNon-AMP ページ(オレンジ)とAMP ページ(青)の比率です。右のグラフは、有名人の死などで検索が激増した時のページビューの比率です。グラフのデータ・ソースは、Relay Mediaです。(ページビュー数の母数が少ないので、データソースの信頼性などについてどの程度あるのかは不明です)




記事を読んだ感想と考察

ニュース系のコンテントは、AMPとの相性が非常に良いと思います。ニュースは速報性が重要な要素です。また、速報性が重視される話題に関するニュースは、内容はシンプルになりがちです。コンテンツの性格もAMPとの相性が良いと思います。ニュースメディアのサイトでは、AMPページの比率が高いと思っていましたが、それほど高くもないようなので、少し意外でした。しかし、良く考えてみると、大手のニュースメディアサイトは、多くの読者を持っています。読者はブックマークしたり、アプリなどを使って、直接サイトに訪問する場合が通常だと思います。平常時は、通常ページへのアクセスがAMPよりも(はるかに)多くても全く不思議ではない、むしろ妥当だと思いました。

大きな事件が明らかになったり、スキャンダルなどが報道されれば、検索が激増します。その場合、AMPページへのアクセスが爆発的に増えるという流れも、十分に理解、納得できます。

ニュース系のサイトでも、普段は通常ページのほうが圧倒的に多いと言うのは、考えてみると上に書いたような理由が考えられるため、納得できます。改めて考えてみると、AMPに適しているコンテンツが多いニュースサイトでも普段はAMPが少ない(それほど多くはない)のだと思いました。AMPと相性が良いニュースですら、通常はAMPがメインではないということであれば、個人が運営する趣味などの分野のコンテンツを掲載するサイトでのAMPの適合性というのは低い場合が多いと思います。

個人や中小企業が運営するサイトの場合、AMP化することが必要なのかという検討の余地もあると思います。AMPと相性の良いサイト、コンテンツもありますが、同様にそうでないコンテンツも存在します。

Webサイトの運営者としては、AMPに関しては気になるところも多いですが、サイトは迷わずAMP化すべきである!と言うようなものではないと思います。


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